主婦の読書感想「科学者が考えるリアルオーガニックライフ」
娘が産まれてから、お化粧した私の肌に触れられても安心なファンデーションはないかな、と探していたところお友達に紹介してもらったMiMC。
肌にしっとりとなじみ、つけ心地がとても良く、それでいて肌に良い成分でつくられているので、もう手放せません!状態です♡
今回はMiMCコスメの開発者にして社長である北島寿さんの著書を読みました。
北島さんは大学・大学院で生体反応や有機反応の理化学研究に打ちこんで将来は研究者になると決めていましたが、不規則な生活と食事のせいで化学物質過敏症になってしまい、その道を断念せざるを得なかった。しかし、研究の知識と経験を活かし、化粧品会社に就職、そこで化粧品作りのノウハウを学び、おろそかになっていた食生活を改善、断食やマクロビオティオティックに出会い体がどんどん健康になっていく。何気なく応募したアメリカ永住権のグリーンカードが抽選で当たり、当時の恋人と結婚、渡米、サンフランシスコでオーガニックショップの豊かさに触れ、オーガニックの良さを確信、さらに自身でオーガニックコスメを作るに至った、という内容です。
私の会社はこんなに素晴らしい商品をつくっているのよ、というPR的な記述はほとんどなく、また、他社の化粧品もバンバン紹介しています!北島さんの研究者魂で、科学的な知識を持って説明しながら、本当にお肌にいいものを作りたい、という真摯な想いがまっすぐに伝わってきました。
また、お肌に有害な成分がどのようなものか、と正しい洗顔の方法、そして水分補給はどのような状態がベストなのか、ということが詳しく書かれていたので今後の化粧品選びと、洗顔保湿の実践にとても役に立ちました!
本当は、北島さんのように、食事も化粧品も筋金入りのオーガニック製品にできればいいのでしょうけども、いいものは、それなりのお値段がしますからね~・・・まあ最低限、調味料を奮発して良いものを少しずつ揃える、というところでしょうか。化粧品のみならず、食事についても今後気をつけなければならないポイントがわかり、インナービューティの大切さがわかる素敵な本でした☆
ちなみに、私の母の友人で50代の女性社長さんがいるのですが、アパレル業界なのに、ずーっとノーメイクを貫き、出張時は着替えのみ。出張先の石鹸で顔を洗い、終わったら水道水をパタパタ、と気持ちつけるだけ。で、皺があまりなくて結構肌が綺麗なんですよね~。何もつけない、ってのが本当は一番良かったりして!?
いやいや、やっぱりスキンケアは大事です(笑)リラックスにもなるし♪