主婦の読書感想「強火をやめると、誰でも料理がうまくなる!」
旦那が何気なく見ていたテレビ番組で、水島シェフによる弱火で作るチキンソテーが紹介されており、その仕上がりに旦那が大興奮!「録画しておいたから、是非見てみて~」と言われたのが水島シェフの弱火調理法との出会いです。
早速著書を読んでみました♪
冷たいままのフライパンに材料をのせて焼き始める、という今までの常識を覆す調理法。実際に試してみたところ、お肉もお魚も野菜炒めもフワフワ~!お肉は肉汁がお肉の中に閉じ込められるため、ジューシーそのもの♪お魚もパサパサになることなく、ふんわり焼けます。まさかの野菜炒めもシャキシャキでお野菜の甘みを感じることができます。
弱火調理法を知って、ハマったチキンソテー。切り分けたときのお肉の断面を見てみると水分がしっかり保留されていて、パサつきがないんです~☆
今までは、お鍋に油を入れ、十分に熱し、お肉やお魚をジューっと強火で焼いて、慌ててひっくり返して、地酒やワインなどたらして蒸し焼きにしたり、と一見美味しそうなんだけど、どうも味は悪くなくても、実はお肉やお魚が縮んでパサパサになって素材をダメにしていた、ということがよ~くわかったのでした・・・
弱火調理法のいいところは、美味しく仕上がるのはもちろんのこと、強火にしないからしばらく放っておいていいくらいのんびり他の料理の支度ができること、ガス料金も節約になること、蒸し焼き不要なので、鍋蓋不要(洗い物減る)、ガスコンロがあまり汚れないこと、などです^^
他にも、本のレシピにあったコンソメを使わないとうもろこしのポタージュスープも作ってみたところ、玉ねぎとコーンの甘みだけで、ものすごーく美味しく仕上がりました。まるで自分がとっても料理上手になった気分ですが、そこそこ手間がかかるので、今のところ一番簡単なチキンソテーをよく作っております^^;
本には、弱火の他に、包丁の使い方、塩加減のルールがきっちりとロジカルに書かれておりました。数値やデータを用いていてわかりやすいので、むしろ男性受けする料理本かも知れません。旦那様に本をおススメし、(動画もあるみたいですよ)作ってもらって、絶対美味しいから、褒めまくって、さらにいい気分になってもらって、定番で作ってもらうようになる!という使い方も十分にできる1冊です(笑)
美味しさの常識を疑え! 強火をやめると、誰でも料理がうまくなる! (講談社の実用BOOK)
- 作者: 水島弘史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/02/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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