懐かしくて、爽やかな映画「ロック・オブ・エイジズ」
ずっと前から観たかったミュージカル映画「ロック・オブ・エイジズ」。大好きな映画「ヘアスプレー」の監督アダム・シャンクマンの作品なんですもの、超ハッピーミュージカル映画に違いない!
期待通りの、とっても楽しい映画でした~☆以下、ちょっとネタバレ含みます。
「ヘアスプレー」のジョン・トラボルタがまさかの女装でオカン役も衝撃だったけど、「ロック・オブ・エイジズ」ではアレック・ボールドウィンがまさかのゲイおやじ役!ダンスやキスシーンまで披露しちゃってます!あの、「The Getway」でかつての妻・キム・ベイシンガーと共演していたクールな時代からは想像もつかない・・・でも、すごいハマり役でした^^
そして、クールビューティな、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの迫力ある歌とダンス、そして「え?そんな顔していいの?」と心配してしまうほどノリ良すぎなはっちゃけ演技も衝撃でした。
言うまでもなく、トム・クルーズのクレイジーっぷり炸裂の演技も素晴らしかったし、メアリー・J・ブライジはかっこよかったです~♪
↑公式サイトより
大物俳優陣にここまでの演技を自然にさせる、アダム・シャンクマンの手腕や人柄が伺えました~。
若者役の二人もとっても爽やかで、歌唱力高く、とにかく最後は、大事なのは「愛」よ、さあ、みんなで歌ってハッピーエンド~♪と「ヘアスプレー」のノリと同じエンディング。ロック・ミュージカルとはいえ、メインの曲がジャーニーの「Any Way You Want It」という選択が、これまた爽やかで、なんだかGleeを彷彿させましたよ。
Guns N' Roses、Bon Jovi、Poison、Starshipなどなど、懐かしい~名曲がこれでもかっ!と出てきて、白人、ロン毛(ストレート&ウェービーパーマ)、ピチピチ革パンのロックミュージシャン達の全盛期だった頃を思い出しました。景気がよい時代だったので、ひねくれたロックというより、なんだか明るい感じでしたね~、今思えば。
かくいう私も、高校生の時にSkid Rowの大ファンで、雑誌「INROCK」よく買ってましたねえ~。当時はバンドブームで、プリンセスプリンセスのコピーバンドとか流行ってたんですが、なんだかポップな感じが甘ったるいわっ!とスカしていた私は、身なりはいたって地味な女子高生でしたが、ガンズとか、モトリークルーとかガンガン聴いてまして、これまたクラスの地味~な女の子と秘かに趣味を共有しておりました。
この映画を観たあと、久しぶりにロックが聴きたくなったので、旦那に何かCDを持ってるか尋ねると、Bon Joviの名作「New Jersey」が!(私の時はカセットテープだったもんで、もはや残っていない笑)娘が幼稚園に出かけて、大音量でCDをかけると、いや~、なつかしくて、それでいて、なんて名作アルバムなんでしょ~という新たな感激に浸り、臨月の重いデカ腹をかかえながらスイスイと部屋の掃除がはかどったのでした☆