北九州プロヴァンス!?ライフ

奈良から北九州へ引越してきました。グルメや育児のネタ中心の日記です♪

井槌病院で無痛分娩③~分娩編~

病院に到着して1時間30分ほど経過。痛みはどんどん強くなっていきます。

 

「あの、ものすごく痛いです~」

 

助産師さんに訴えると、「では、痛み止めを打ちましょう」とのこと。「麻酔ですか?」と私。「いえ、痛み止めです」と助産師さん。麻酔の前に痛み止めというのがあるの??知らなかった・・・

 

別室に行き、ベッドに横たわります。院長先生が登場、背骨の下の方に3段階くらいチクッと針を入れます。「ふう~、これで少しは痛みが弱まるわ~」と期待したのですが、ほんの少しだけしか効かず・・・

 

痛みと格闘してる中、北九州から駆け付けた旦那が到着。一緒に分娩監視モニターで陣痛のデータを見ながら、陣痛の合間におしゃべり。陣痛で痛いときに、妻の腰をさすろうとスタンバっていた旦那でしたが、「こちらで行いますから、いいですよ~」と助産師さんに言われ、プチがっかり気味だったと後から聞きましたが、当時はそんな旦那の気持ちを推し量る余裕もなく、ただただ助産師さんのゴッドハンドの威力に救われていました。

 

しかし、もう、痛みが強くなり、お腹の中で、ボウリング玉がドドドドドド~っと暴れて、それが押しだされるような感覚になり、ギブアップ。

「もう、痛くて我慢できないんですけど~」と助産師さんに訴え、ようやく麻酔投入。しかし、麻酔が効いてくるのに結構時間がかかったので、その間、「まだ痛いんですけど、もっと麻酔が効いてくるんですか?」「痛みはどのくらい残るのですか?」と質問しまくり。

 

そうこうしているうちに、本格的に麻酔が効いてきました。痛みよ、サヨーナラー♡その時、子宮口は8cm大。そこからは穏やかに旦那とおしゃべりして過ごしました。

 

いよいよ全開になってきたので、分娩準備。あら~、こんなに痛くなくていいのかしら!?という位、心身ともに穏やか。本当にイ・タ・ク・ナ・イ!ここで病院の指示により、旦那は一旦退出。

 

いきむ練習をして、いよいよ出産へ!分娩監視モニターを見ながら、陣痛の合間は、助産師さんとまったり、おしゃべりして過ごしました。いよいよ、頭が見えてきましたよー、という段階で、旦那入室。最後の方は、酸素カプセルを鼻と口にあてがわれ、ひたすらいきむ。でも、麻酔のおかげで痛みはゼロ♡

 

わたし、メガネのまま分娩してたので、酸素カプセルされた時に、「なんか、私、今メガネに鼻がついてる、100均で売ってるような変装メガネつけたみたいな顔になっとるやろな」とか、「カプセルのせいで、メガネが曇ったままいきんで、相当ヘンな形相やろな」と冷静に考えたりしてました笑

 

そうして、無事に出産!麻酔は効いていても、赤ちゃんが出てくる感触が頭、そして肩から足先まで、全部はっきりとわかりました。

 

井槌病院は、カンガルーケアを採り入れており、赤ちゃんを薄い紙で巻いた状態で、抱っこさせてくれました。そして、母親の私を1時間くらい休ませた後、母乳も吸わせました。産まれてすぐなのに、もう、吸いつく赤ちゃんの姿を見て、感動☆

 

恐らく、これで最後であろう出産と、元気な赤ちゃんの姿を見て、「ああ、これでお務め完了!」と四十路の母は安堵したのでした~^^(産んでからが大変なんだけどね・・・)

 

二人目は産道が柔らかくなってるから安産だよ、と聞いていた通り、娘の時とは比べ物にならないくらい、スピード出産でした。井槌病院の麻酔は、一度麻酔が入ったら、自動的に1時間に決められた量の麻酔が注入され、効かないようだったら、量を増やしてコントロールすることができるので、麻酔が切れたり、効かなくて痛くなる、ということがなく、安定した状態でお産をすることができました。