二人目の離乳食
二人目が産まれたかと思ったら、あっという間に離乳食の時期がやってきました・・・
一人目のときも、推奨されている離乳食開始の月齢ぎりぎりにようやく重い腰をあげた私、二人目のときは、「デッカイし、まるまるしてるし、授乳時の吸引力もものすごいし、多少離乳食遅くてもいいでしょ~」と重い腰を上げることもなく、二人育児がとにかく大変!という言い訳のもと、堂々と遅めのスタート。
すりおろしたりんごをあげてみました。すんなり食べてくれます。
ところが、おかゆはダメでした。娘の時は、2回くらいベーっと吐きだされただけで、あとはパクパク食べてくれるようになったので、ラクだったのですが、息子は食べてくれない期間が長かったです。
ならば、ベビーフードはどうだ?と思ってあげてみましたが、もっと食べない・・・
栄養のほうは母乳もあるし、そんなに心配してなかったんですけども、何が辛いかって、せっかく作った(たいしたもんじゃないにしろ・・・)のに、作ったものも、作った時間も、食べさせようと頑張った時間もすべてが無駄になる疲労感→この先の心配がどっとくる、というループ。
これなら食べてくれるかな、と頑張って作ってみた離乳食もダメだった時、自分でそれを食べながら、毎日食事作りのことばっかり考えばかりで、離乳食作りどころか、普通のご飯を作ることを考える作業自体が、ほとほとイヤになったこともありました・・・スーパーに食材買いに行った時に、献立考えるのがウンザリして食材見て憂鬱な気分になったり、ちょっと鬱入っていたかも知れないです。
そんな時に、区役所の親子ふれあいルームに息子を連れて遊びに行ったらば、ちょうどなんでも相談できる保育士さんがいらっしゃる日で、離乳食のことを相談したんです。
二人育児がしんどくて、下の子の離乳食スタートが遅くなったこと、
なかなか食べてくれないこと、
しんどいというネガティブな気持ちで毎日食事を作っていること、
洗いざらい話しました。
3人のお子さんをフルタイムで働きながら育てたというベテラン保育士さん、開口一番、
「お母さん、頑張って作っちゃダメよ~」
それから、
頑張って作ったら、食べてくれなかったときの徒労感が大きくなること、
手の込んだものを作る必要はないこと、
遅めのスタートなら、今の月齢を気にせず、初期の離乳食をあげて、焦らないこと、
など、経験談を交えたアドバイスをして下さいまして、一気に気がラクになりました。
「もうね、一番簡単なのはね、バナナの皮をむく前に、ギューっと手で握りつぶして、そのあと皮をむいたら、その潰れたバナナをスプーンですくってあげたら、お皿も要らないしね、ラクでしょ~!」
それはラクです!!^^
世の中の育児情報での離乳食レシピって、すごく手の込んだものが多いですから・・・作るのが好きな人には楽しい作業なのかも知れないですけどね☆
部屋を出る時に保育士さんが「お母さん、頑張ったらいけんよ~!」と念押しのエールを送ってくれました。表向きは離乳食の相談だったけど、きっと育児そのものに疲れているのかも知れない私の気持ちを察してくれた保育士さんの優しさが身に沁みました。
それから、何日か経ったころ、息子は無事にパクパクと離乳食を食べてくれるようになりました。娘は楽しそうに弟の食事の世話を引き受けてくれまして、息子もとてもうれしそう♡
食事タイムが楽しくなり、作ったものが無駄にならなくなったこともあり、私の憂鬱な気分は晴れやかになりました。あの時、思い切って保育士さんに相談して本当に良かった!またお会いすることがあったら是非御礼を言いたいです♪